長電話したくなる夜

ゴールデンウィークには、普段忙しい友から電話がある。
昔は電話というものは突然かかってくるものだった。
今は、ラインで「電話していいか」問合せてから、鳴る。
最近では、「夜電話していいか」と昼に予約のラインがくる。

まるで店みたいだ。

「本日、〇時ごろ、空いてますか?」ということなのだから。
時間が決まれば、そこに合わせてメシ・風呂と済ませる。
ちょうどいい高さと角度に携帯をセッティングする。
で、ソファーでくつろぎながら、長電話のスタートだ。

「人間関係というものは、食事会、しかない」
そう言ったのは、故・木原光知子さんだ。
「人間関係を絞れ。で、常に、電話でもいいから近況を共有せよ。そのうえでしか、食事会は意味をなさない」。

金言だ。
年に一度会うだけでは、その食事会はただの近況報告会になる。
近況を知った上で、食事会は祝福や慰労や激励、などの意味をなす。

散々喋り時計を見たら、3時間が経った。
「もう切るで」と切ってもなお、
「それでな・・」と、今度はラインで会話が続く・・・。

ゴールデンウィーク。
それぞれに、人恋しくなるお休みの日。
長電話、してますか?


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