彼は教祖のようだ

村本くんに会ってきた。
やっぱすごいエネルギーだった。
もはや、トランス状態に近いレベルに燃えてる。
なぜ、私がこの種の熱に焦がれるか。
似た世界を見た経験がある。それは・・


唐十郎の赤テント芝居だ。


みなぎるエネルギーを持つ役者たちがそれを爆発させる。
響き渡る声と十分に鍛えこまれた活舌と発声。
それを満席のテントの中で響かせる。
そうだ。
私があの奇異な世界に引きずりこまれた、あの経験を、村本くんのトークでできる。
まるで、巫女になにかが取りついたのごとく、村本くんはシャウトする。
そして昇華していく・・・。
異次元の体験ができるのだ。

私は狂気が好きで、のめり込むのが好きだ。
問題は、その対象がなかなかいないこと。
会場全体を魔法にかける技術。
それが、芝居であれ、コメディであれ、おそらくは宗教であれ、関係ないように思う。

コメディライブというのは不思議な空間だ。
客を笑わせながらどこかに連れて行く。
期待に満ちた満席の客の目は、ステージからはどう見えるのだろう。
2時間を彼はライブした。
もう私にはそれが芝居かコメディか歌謡ショーか、わからなくなってる。






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