自分でわからなくても他人はわかる
ジムで、いつもの時間にはいつもの人が揃う。
別に互いに挨拶するわけではい。
でも、その人のトレーニングのやり方で、切迫度がわかる。
常連さんと喋りながらトレーニングしている人は、すでにビルダーだ。
見事な肉体同士で通じる話題もあろう。
それに比べ・・
タプッとした肉体の中高年。
なんでそこまで放置したんだ・・
と、思いがちだ。
主に胴回りの肉付きが見事だ。
でも、毎日来てる。黙々とトレーニングしてる。
その姿を見続けた。
ある時、ふと気づいた。
締まってきてるっ!
毎日続けてたら、ちゃんと身体が締まった。
きっと、本人はまだ気づいてない。
毎日、それを見続けている私が、気づいた。
よかったなぁーーー、と、他人ながらに思う。
「お前、なんじゃっ、その身体っ」
そう叫んだのは、私を見た兄だ。
「すごい筋肉やんけっ」
私はそれに気づいてない。
でも兄にはわかるようだった。
「プロテインかっ。やっぱりプロテインか!」と叫んでる。
トレーニングじゃ。ぼけ。と心で言う。