朝一番の説法

朝6時。
ラインの着信音が聞こえる。
たまたますでに起きていた私。
ゼミ仲間からの連絡だった。

「遙さん。起きてる?」

これは、緊急事態、至急応答、の意味だ。
そこから・・電話が3時間続いた。
長電話の内容はいつも一緒だ。
事件。愚痴。悩み。近況報告、恋バナ。
それだけで3時間は必要だ。
だが、出し切って終わりじゃない。
人と会話するというのは、そこに刺激や影響を受ける。
言葉の発見まである。
失った時間より、得たもののほうが多い。

得たもの
その1 ピアノを習うことにした。
その2 言語行為論を教えてもらった。
その3 私自身が何を考えて生きているかを、喋ることで私が知った。

その中のひとつをご披露しよう。
「遙さん、人はなんのために生きているのか」
「燃え尽きるために生きているんやっ」
「遙さん、無駄な努力とかないん?」
「ない。人生は一概に言えないことだらけなんや。やってみんとわからんことだらけなんや」
「なぜあの人には娯楽のセンスがないん?」
「人は食事の栄養、言葉の栄養、遊びの栄養をもらって成長する。遊び下手は遊びの栄養をもらってないんや」

いかがですか?
朝一番の遙言葉塾。

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