グルメ旅 第二段

気恥ずかしくなる一瞬というのがある。
店員さんが、私の目の前に置かれた参鶏湯の蓋を開けて叫ぶ。


いちにい・・さんげたーーーんっ


恥ずかしっ、と感じた。
店員さんは続ける。


いってらっしゃーーーい


「どこに行くの?」と小声で友人に聞いた。
「美味しい世界へ、ちゃいますか」
40年以上の味を引き継ぐという鶴橋にある参鶏湯の専門店に行った。
ちょうどいい量の参鶏湯スープと、ちょうどいい、韓国料理の前菜みたいなもの。
どれもが、まことに、美味しかった。
近所に鶴橋の観光ショッピング通りみたいのがあり、実に楽しい。
見たこともない食材が並ぶ。

「まるで、USJのアトラクションみたいだったね」と語り合った。
客席が揃うと同時に始まる、参鶏湯料理の展開。
スタッフの掛け声と共に、見て、写真撮って、味わって、と進められる。
レストランのアトラクション化。
あれから、脳裏から離れない・・・。
いちにい・・・さんげたーーーーんっ

参鶏湯 人ル (ニル) – 鶴橋/韓国料理 | 食べログ

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