おもしろく悲しい老い
老いは、目、からくる。
老眼だ。
私は都度コンタクトを利用してるから、近距離用と遠距離用で不便はない。
だが、コンタクトを使ってない人は、大変だ。
「この写真、見て」と友人にかざした。
するとその友人は、携帯から目を遠ざけて、見ようとする。
「見てほしいから近づけてるのに、なんで遠ざかるのよっ」
「見えないんです」
別の友人にも見せた。
その友人は、目を細めて携帯に近づいた。
「なんでいちいち、目を細めるのよっ」
「見えないから」
おもしろいけど、悲しい。
英会話で笑顔の爽やかな、圧倒的好青年と同席した。
バイトのリーダーらしい。
いったい・・どう育てば、こんな笑顔の青年に成長するのだろう。
こんな笑顔で近づかれたら、それがバイトであれ、キャビンアテンダントであれ、
看護師であれ、ヘルパーであれ、皆、幸せになる。
若さとは輝く笑顔で相手に近づけることであり、
老いとは、目を細めるか、首を引いて相手から距離を取ることだ。
もっと言うと・・
若さとは「これ見て」というと、笑顔で見る。
老いとは「これ見て」というと、眉間にシワを寄せ、口元も歪み、苦しそうだ。
ほんまにもう・・