ありがとう浜村淳です、について

今朝の新聞。「ありがとう浜村淳です」が9月で終わる。
91歳になられる。
宝塚大劇場や梅田芸術劇場でよくお見かけした。
観劇好きでいらっしゃる。

中学生の頃、深夜ラジオの浜村さんをよく聞いた。
芸能界でご一緒できた時、感慨深かった。

芸人さんの結婚式で、浜村さんの名司会を聞けた。
これぞ、「芸」だと唸った。
ラジオでも、映画解説でもない。会場での司会という芸。
上岡龍太郎さんが昔、浜村淳さんに弟子入りを頼んだのもわかる。
司会の語りでこれほど情緒ある詞的な空間に、披露宴が成り立つのだと知った。
「私の結婚式にも司会をお願いしますっ」と浜村さんに頼んだ。
心よく引き受けてくださったが、機会なく今日に至る。

「息子の嫁になってくれ」と頼まれたことがある。
その機会もなかったが。
ずっとラジオから声が流れていて当然の人。
その声が消える。
こんな寂しいことはない。

時は怒涛の勢いで流れる。
大先輩が退く時、お前はどうだと問われる気がする。

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