「お茶しません?」

「お茶しません?」
と声をかけられた。
英会話の生徒さんだ。
「30分くらいなら時間あるねんけど」
「じゃ、30分、お茶しません?」

女性で賑わう店だった。
向かいの席より、隣の知らない人の席のほうが近い。
梅田あるある、の、店だ。
苦手のはずが、意外なことに、気にならなかった。
気にならない自分に驚いた。
それくらい、楽しい時間を過ごした。

「お茶しません?」の社交性。
私にはない姿勢だった。
30分の制約があるなら、私なら身を引いてしまう。
じゃ、次の機会に、と。
実は私は消極的で、遠慮気味で、社交的じゃなかったのだと気付かされる。

とても社会的スキルの高い人が存在する。
フツーに主婦だったりする。
私はまだ、「お茶しません?」と言えない。
これほど感情や意見を口に出すのが得意なのに・・。
素敵な女性がいるもんだ・・・。

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