いきなり喧嘩

「梅田の新規エリアにできたホテルがすばらしい」
そう聞いて、行くことにした。
私は、ホテルには特に接客を重要視してる。
喫茶でお茶を飲むだけでも、それは感じることができる。
「一人です」
「どうぞ」
たくさんのソファー席が空いているけど、カウンターと、小テーブルを勧められた。
そーゆー扱いね。
着席するなり聞かれた。
「お名前は?」
・・・なんでフラッと来てお茶するだけの客に名前を聞くんだ・・。
「なんで?」
「お伺いすることになってまして」
「言いたくない」
気まずい一瞬が過ぎ、ホテルマンは去った。

ベテランホテルマンに問うた。
「ここは、友達と来ても、全員の名前を言わなきゃお茶できないの?」
「代表様の名前をうかがうことになってます」

超一流ホテルらしい。
扉は高さが4メートルほどもある。
でも入るなり大階段がある。そこを降りねば席に座れない構造だ。
「ここ、高齢者には来れないラウンジですね」
「そうなんです」

超一流とは、健脚で、従順な客を選ぶ。
私には合わない。。。



目次