映画マイケル見た
「マイケル、よかったよー」という声を聞く。
辛口の人がいう、よかった、じゃない。
普通に善良な人がいう、よかった、だ。
きっと、万人に共感できる仕上げなんだろうなぁ、と予測した。
会場はまあまあの混雑だった。
ジャクソン5から、MTVにビデオを公開し爆発的人気を得るまで。
黒人差別は描かれていたものの、芸能界の闇は描かれてない。
共感されやすい、家族問題、が色濃く描かれていた。
ジャクソン5の兄達の心情は描かれてない。
父親の執着のみだ。
そして母親は徹底的に優しい。
これはあまりにステレオタイプじゃないか・・・。
父親だけが悪者で母親も兄弟も善良に描かれている。
随分粗い役柄設定だなぁ、と感じた。
芸能界は強い磁気みたいなものが渦巻いている。
一人、人気を得ると、そこを磁場としていろんな人間の情念が集まる。
ひとつの才能は、それら人間に食い尽くされるまで磁場で居続ける。
成功するほどに、人間の情念に食い尽くされて早死にする。
これが私の芸能界評だ。
ハリウッドも日本も違いはないと思ってる。
この粗い人物設定のセンスでは、次回作の映画で何が描かれるだろう。
なぜマイケルは早死にしたか、を、描けているだろうか。
私はマイケルジャクソンの生のコンサートを見てる。
「なんだこれはっ」が感想だ。
見たことない異質さ、衝撃、都会的なセンス。
私は、なぜそれらを皆で寄ってたかって潰したのか、を、知りたい。