君、それ考えたらあかん
ここ一年、非常に健康的な暮らしをしてる。
朝起きて、運動し、英会話行き、食材買い、栄養食を取り、寝る。
人生で初めての経験を今、してる。
で・・・問題は・・・
本を書く時間がない。
かつては、一日16時間、書き続けた。
あるいは、帰宅後、夜12時から朝4時までが執筆時間だった。
人生は、死ぬほど忙しいか、死にたくなるほど暇か、だと思ってる。
もし、今、仮に朝から執筆するとしよう。
きっと午後4時くらいまでは書き続ける。
そこからジム行けるか。
その後、英会話行けるか・・。
バレエ行けるか。
たぶん・・・ノー。
何かに真剣に取り組む、とは、すべてのルーティンを投げ打つ覚悟がいる。
健康も、ほのぼのした平和な喜びも、全部、捨てる。
その覚悟があるか。
かつて、笑福亭松之助師匠に尋ねた。
「人を笑わせて、それで、何になるのです?」
師匠は即答した。
「君、それを考えたらあかん。それ考えたら、仏門に入るか、自殺するかになる」
そう。
それを考え続ける職業が、作家、だ。
意味を考え続け、答えを探す。
だから、昔の作家は結核で死んだり、自殺したり、今も、早くにガンで命を落としたりする。
作家は何かと引き換えに、思考の渦に自ら沈むプロだ。
さて・・・どうするか・・・。