たいした奴だよあんた
ご存じ、私は極端な、イラチ、だ。
会話は超音速くらい早く喋りたい。
なので、店で外国人店員さんがつくと、会話の遅さにイラついてしまう。
その運動靴ショップでついてくれた店員さんはアジア系の女性だった。
「在庫を見てきます」と言い、
「ないです」と言った。ここから私の機関銃が始まる。
「いつ入りますか?予約できますか?入荷がわからなかったら、次、私はいつ頃来たらいいですか?」
さあ、この3つに答えられる?
その店員さんは言った。
「ネット販売で買えます」
そう言って、画面を見せてくれた。
「今ならあります。ネット販売で買いますか?」
「買うっ。どしたらいいっ?」
私の携帯でやってみたが、なかなかHPに繋がらない。
イラつく私に、店員さんは言った。
「うちのWi-Fiに繋げますか?」
すると、するする繋がって・・・・買えた。
「お客さん、今、買えましたよ(笑)」
うおおおおおおっ。
か・・・かたことで、よくここまで案内してくれたっ。
彼女は、日本語はまだ慣れてないが、人間観察は長けていた。
瞬時に私の性格を見抜いた。
そして、私の機関銃質問に答えることを避け、解決にむけて次なる提案をしてみせた。
それが、HPで買えば?であり、Wi-Fiにしたら?だった。
彼女は私の質問に一切答えていない。
ただ、運動靴を買いに来た客に、運動靴を買わせた。
たいしたもんじゃないかっ。